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『スプーンおばさん』は、1983年4月4日から1984年3月9日まで、NHK総合テレビで放映されたテレビアニメ。 原作は、ノルウェーの児童文学作家アルフ・プリョイセンによる童話シリーズ (「ティースプーンおばあさん」〔ノルウェー語(ブークモール)で、te (tea) + skje (spoon) + kjerring (elder lady) 〕、 の意)。この原作は英語圏では のタイトルで出版されており〔、『胡椒瓶おばさん』と紹介されることもある。 放送時間帯は月曜日から金曜日まで平日の17:50 - 18:00(帯番組)で、1話の時間はオープニングやエンディングを含めて10分。全130話〔。 == キャラクター == === 人間 === ; スプーン・ビヨルン(スプーンおばさん) : 声 - 瀬能礼子 : 主人公。いつもスプーンを首にかけており、周囲からはスプーンおばさんと呼ばれている。突然小さくなり、また突然元に戻ってしまう特異体質の持ち主。小さくなったときは動物と会話が出来る。明るくさばさばした性格で、小さくなってもほとんど動じず、自分のペースで小さくなったことを生かし、困難を乗り越えたり困っている人を影で仲間たちや動物たちと力を合わせ助けたりする。しかし予期せぬときに小さくなるのがお約束のため、本人も困っている。「あら、あらあらあらあら、まあ~こんなときに限って」が小さくなった時の毎回の口癖。 ; ポット・ビヨルン(ご亭主) : 声 - 八奈見乗児 : スプーンおばさんの夫。職業はペンキ屋。悪い人ではないが、やや短気で頑固。また動物が嫌いであり、たびたびおばさんとは対立する。内心はおばさんのことはかけがえのない存在で大事に思っており、物語後半でおばさんの秘密を知ることになる。おばさんのことは「スプーン」と呼び捨てで呼ぶ。 ; ルウリィ : 声 - 島本須美 : 森に住む不思議な少女。おばさんと大の仲良し。おばさんの秘密を最初から知っていた。車より早く走る、一瞬で消える等、不思議な力を持っており、人間ではないことを示唆するような描写があるが、どんな存在であるか明言されてはいない。また動物が好きで、いつもミンクのルウを首に巻いている。8歳。アニメオリジナルキャラクター。 ; バケット : 声 - 井上瑤 : 近所に住む悪戯っ子3人組の1人。活発で好奇心旺盛な性格で、グループのリーダー格。 ; リトルボン : 声 - 横沢啓子 : 悪戯っ子の1人。雑貨屋の息子。メガネをかけていて頭脳的で、言葉遣いも丁寧。 作中で「アルフ」という偽名を名乗るシーンがあることから、作中に登場する作者自身の姿と考えられている。 ; キャパ : 声 - 丸山裕子 : 同じく悪戯っ子の1人。おっちょこちょいな性格だが、優しい心の持ち主。 ; パセリ : 声 - 大和田りつ子 : 近所に住む少女でチップの姉。顔にそばかすがある。3人組とは仲が良いが、悪戯をおばさんにいいつけることも。 ; チップ : 声 - TARAKO : パセリの弟。よく泣く。 ; ヤン : 声 - 井上和彦 : 郵便屋の若者。パリに留学している幼馴染みのオリリンが好きだが、妄想癖があっていつも空回りしている。 ; プリョイセン先生 : 声 - 井上和彦 : 医者。なぜか注射が大好きで、すぐに悪戯っ子3人組に対して注射をしようとする。 ; カール・ベーコン : 声 - 郷里大輔 : 木こり。 ; サーラ・ベーコン : 声 - 井上瑤 : カールの妻。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スプーンおばさん (アニメ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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